novelsのブログ

お題にもとづいた短編小説やふと思いついた小説を不定期更新します

お題にもとづかない短編小説

短編小説「ヒト型ロボット ロマンティック配送」

こんにちは。愛のあるヒト型ロボットと暮らしたらどうなるかなーと思いを馳せて書いてみました。 ヒト型ロボット ロマンティック配送 「猫型ロボットの時代は終わりました! これからはヒト型ロボットが、あなたのあらゆるサポートを行います! 素晴らしい時…

死へ向かう階段

死へ向かう階段 右の乳房が痛い。わきの下から乳房にかけて、ズキズキと痛みが走る。もともと少しの違和感はあったけれど、とうとう明らかな痛みを感じるようになったので、人間ドッグの予約を入れた。予約の電話があまりに手際が悪くて、こんな電話応対の病…

憂鬱なんてあそこの気持ちよさで吹き飛ばしてしまえ

憂鬱なんてあそこの気持ちよさで吹き飛ばしてしまえあの寒い日。 世界の中心でもなんでもない、池袋という雑多な街を彷徨いながら、わたしは誰彼構わず話しかけたい気持ちだった。 理由を聞いたら笑うだろう。当時つきあっていた彼から冷たい文章のメールが…

【納涼フェスティバル参加作】トイレ無限ループ

こんにちは。novelsのブログへようこそ。夏らしい、ちょっと怖いお話しにチャレンジしました。よろしければお付き合いくださいませ。迷いましたが、こちらも納涼フェスティバルに参加させていただこうと思います。 <a href="http://novelcluster.…

あおげばとうとし

あおげばとうとし 恩師と呼べる人を、何人思い出せるだろうか? わたしは学生時代のほとんどを無駄に過ごしてきた。中途半端にガラス窓を割ったり、他の子がテスト勉強しているのを小ばかにして、うすら笑いで過ごしてきた。本当の馬鹿はわたしの方だったの…