novelsのブログ

お題にもとづいた短編小説やふと思いついた小説を不定期更新します

映画館での戯れ※18禁

 



※一人称ですが、小説です




こんにちは。今日は少し、エッチな話をしてもいいでしょうか?


わたしは過去に、お付き合いしていた男性に誘われて、エッチな映画館に行ったことがあります。当然ですが、エッチな映画が流れています。たしかその時は、くノ一系の映画が流れていました。映画を見るだけだと思っていました。

わたしたちが入ると、映画はすでに始まっており、薄暗い中、後ろの方の空席を見つけて座りました。映画館なのでみんな前を向いて席に座ってます。

エッチな映画館って、女性のお客がほとんどいないんですよ(今はわかりません。10年前はいませんでした)。わたしが席につくと、なぜかわたしの近くに席移動をしてくる人が何人かいて…最初それがどういうことかわからなかったんです。


その意味はすぐにわかりました。連れの男性が、映画の途中でわたしのパンティの中に手を入れてきたんです。公開プレイです。

こんなところで、やめて!   って抵抗したんですけど、男性はわたしに耳打ちしました。

「みんな楽しみにしてるんだから、少しだけ我慢して」

確かに。もはやスクリーンよりわたしたちの絡みを見ている人が周囲に集まってる。さすがに真隣には座らず一席空けてはいるけれど、周りの男性たちは既にギャラリーと化している。ギャラリーは楽しませなきゃいけない。当時人に見られる仕事をしていたわたしは、なぜか素直にその理屈でもって自分を納得させました。

エッチな映画を見ていたから、パンティの中は少しだけ潤っていました。でも、音をたてるほどではなかったんです。連れの男性は、わたしの右側に座っていました。彼はわたしと何度か体を重ねたことがある人だったので、左手でわたしの足を開かせ、右手でパンティの中の秘豆を探り当てました。

「ちょっ…やめ…!」
「少しだけ、すぐここ出るから。ちょっと我慢して」

ささやくように言われ、少し、少しだからと我慢していました。彼の右手は蜜壺から潤った液体をすくい、秘豆に塗りました。その動きを何度か繰り返し、秘豆が充分に濡れたところで手の形を変え、手のひら全体であそこを円を描くように動かしました。秘豆だけをつまんで刺激されるより、潤った状態で全体を刺激されるほうが、当時のわたしはイキやすかったのです。

彼は左手でしっかりと足を開かせながら、スカートをまくりあげました。パンティの中で彼の手が動いているのが周囲の人に丸見えになりました。さっきまでは音がしなかったあそこも、もうチャプチャプといやらしい水音を立ててしまっています。

「もう…無理…」

懇願しましたが、彼は耳元で「イッたら終わりにしてあげる」と言いました。こんなところで絶対イキたくない。こんなところで…。そうしている間も、蜜壺からはどんどん液体があふれてきて、彼の動きは変わらないのに、快感の度合いはどんどん高まっていきました。あ…イケそう。すぐイケるかな…これで満足して、終わりにしてくれるかな…とわたしは目を閉じ、秘豆の刺激に集中し、自分を早く高めようとしました。

しかし、彼はそんなわたしを見抜いていたのか、手を止めました。「手を後ろで組みなさい」わたしが手を後ろで組むと、彼はさらに、イスに足を乗せ、M字開脚の状態で足を開いたままでいるように命じました。早く終わりにしたくて、わたしはうなずき、足をM字に開いて、縛られたような体勢をとりました。彼の言葉で、わたしは拘束されたのです。

彼はわたしのスカートを完全にたくし上げ、わたしの体を器用に動かしてパンティを片足だけ脱がせ、あそこをしっかりと露出させました。わたしの体を少し後ろ倒しにしました。足のつま先がイスから離れ、不安定な姿勢になりました。あそこが真上を向いて露出する体勢でした。ギャラリーの輪は、さらに近づいてきました。自分のあれをしごいている人もいるようでした。


彼はギャラリーを気にしていないようすで、イスの上であそこを丸出しにしているわたしをジロリと見たあと、左手でわたしのあそこをパックリと開きました。そして、右手の二本の指で秘豆をじかに挟んで円を描くように動かしました。そのほかの指は周辺の気持ちのいいところを撫でています。秘豆にじかに加えられる刺激は今までの比じゃなくて、一気にビリビリと体中に電流が走りました。声はもう我慢できなくなってしまいました。

彼の左手はわたしの服の上から胸をまさぐり始めました。ビリビリした刺激が、胸への刺激でより甘美なものへと変わっていきました。

彼は手慣れたしぐさで秘豆を刺激してきます。いつもよりゆっくり刺激してくるので、もどかしさで小さく、定期的な喘ぎ声を出し始めました。息に混じる定期的な喘ぎと、物足りなくて漏れるせがむような甘ったるい声。寸止めのような秘豆への愛撫がもどかしく、わたしは喘ぎながら彼に、

「…もう…イカせて…」

と懇願しました。彼はニヤリと笑って、わたしの着ているニットを捲り上げ、ブラジャーをずらし、乳首を直接摘んできました。きちんと両方の胸を露出させたので、ギャラリーの何人かは、わたしの性器や乳房を凝視していました。ギャラリーのほとんどは、わたしが絶頂を迎える瞬間を見ようとしていたのです。一人だけ、空いている方の乳首を指先で撫でる男性が現れました。遠慮がちにキュ、キュ、と摘むだけでしたが、敏感になっているわたしには強い快感でした。わたしは、この刺激にもいちいち声をあげてしまいました。



ギャラリーは活気付いていました。わたしは両方の乳首への刺激で、ああっと大きな声をあげ、のけぞりました。そして秘豆への刺激が同時にきました。絶頂に向かってただただ喘いでいました。感じている顔を他人に見られたくなくて、彼の方に顔を向けていたかったのですが、このあたりからはもう気持ち良すぎて、大きく左右へ顔を向けたりのけぞったり、映画館の狭いイスの上で、かなり動いてしまいました。

 

彼の指の動きが速くなり、秘豆がもたらす快感が高みにのぼりつめようとしてました。くすぐったさから一気に体をふんわり、快感の渦が包み、水音が速くなる。秘豆がトクン!   と脈を打つ。あ…イク…その瞬間彼は乳首をギュっとつまみあげました。わたしは乳首への刺激にびっくりしたのと、イクのが同時にきてしまって、自分でもびっくりするくらい大きな奇声をあげてイッてしまいました。頭が真っ白になり、体が自分のものじゃないみたいにガクガクと揺れました。

 

 

 

「んっ…はあ…もう…いい…でしょ…?」
「今、ちゃんとイクって言わなかったよね?   本当にイッた?   イッてないんじゃないの?」 

彼はわたしがイッたことをわかっているのに、イクと言わなかったわたしを責めるような顔で見下ろしてきました。わたしの体は彼の手によって、何回か連続してイケるように調教されていたので、元々一度では許さないつもりだったのかも知れません。彼は、イッたばかりの秘豆へ、また刺激を与えてきました。もうその周辺はびしょびしょに濡れていました。

「やっ、やだぁ…くすぐったいって…やだぁ!」

身をよじるわたしを彼が強い声で制しました。

「少し我慢しなさい。ほら、ちゃんと手は後ろで組んで」

彼はわたしの姿勢を責めやすい体勢に直しました。そして、わたしの大好きな、膣に指を入れて抜き差ししながら秘豆を刺激する責めに変えてきました。このやり方で初めてイカせてくれたのは、彼でした。彼のやり方なら、わたしは膣の中と秘豆の両方で感じることができたのです。初めは1本、やがて2本の指が膣の中に挿入ってきました。

じゅぷ、じゅぷ…

指を抜き差しする水音が映画館に響きます。気持ちいい…中がこんなに気持ちいいなんて…わたしは恍惚としました。でも、イッたばかりのわたしの秘豆は、まだわずかに痙攣していて、まだ敏感すぎる状態でした。秘豆と乳首が、もう、くすぐったくて仕方がないのです。秘豆の上を、ぬるっという感覚で指が通るたび、くすぐったくて我慢ができません。身をよじって抵抗しましたが、彼はそれを許してはくれません。足を閉じようとすると厳しく制されました。

 

ギャラリーの男ふたりが、わたしの左右の足それぞれを開かせ、動かないように押さえる手伝いに加わりました。乳首を摘む男も、肩のあたりを押さえて動けなくしてきます。男3人と彼、合計4人の男の手によって、わたしはさらなる絶頂に向かうことになりました。後ろで組んだ手は、彼にいいよと言われるまで、ほどかずに我慢しなければなりませんでした。


「やだ、やだぁ…んっ…くうっ…ううん……あっ……ダメ、まだくすぐったいって…」
「すぐよくなるから、ちょっと我慢しなさい」

 

奥歯を噛み締めて、くすぐったさを我慢していました。彼は中指と薬指で膣の中をピストンしながら、親指で秘豆をクリクリとこね回しました。わたしの左側の男は左の乳首をさっきより大胆に刺激してきました。わたしの足を開かせている後ろの席のふたりも、足を開かせながら内ももを撫でてきました。首筋を撫でる別の手もありました。体中の気持ちがいいところを同時に刺激されて、わたしのくすぐったさは、また快感へと変わっていきました。秘豆が快感を認識すると、膣の中がさらに感じやすくなりました。彼の指の抜き差しは、セックスとおなじくらい気持ちがいいのです。

 

じゅぷじゅぷという水音、ヌルヌルと動く秘豆の上の親指、体中を撫で回す男達の欲望にまみれた指先…


「アッ…やだ…やだぁ…くっ…イヤ……アッいい…いい…あっ気持ちいい…アッだめ…もう、もう、イッちゃう…」


「いいよ、イク時は大きい声でイクって言いなさい」


彼の「いいよ」でわたしはすべてから解放されました。彼は膣への刺激をより深くし、親指の腹で秘豆を小刻みに刺激しました。限界でした。もう、我慢なんてできませんでした。

「…アッ、アッ、アッ、イヤッ、だめイク…ッ!!  イクぅ……!!


何秒間痙攣していたのでしょうか。


わたしはイクと声をあげたあとも、痙攣が収まるまでの間ずっと、高い声で鳴き続けました。そしてしばらく体をビクンビクンと痙攣させたあと、気を失いました。


…気づくとわたしはパンティをちゃんと履いて、彼にもたれかかっていました。快感の余波でぐったりしているわたしを彼は抱き上げるように立たせ、わたしたちは映画館を出ました。ギャラリーの皆さまは拍手をして見送ってくれました。(本当です)


外の風が気持ちいい。彼のにおいが気持ちいい。

「…物足りないだろう。最後までするぞ」

彼はわたしを、映画館近くのホテルに連れていきました。長い長い夜、その日のエッチは、それまでのどんなエッチよりも興奮してしまったのを覚えています。

いっぱい気持ちよくなって、いっぱい彼を気持ちよくしました。今でもあの夜を思い出すだけで体が熱くなるのです。最後までお話を聞いてくれて、ありがとうございました。

では、またお会いしましょう。




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【完】